2014年12月22日月曜日

川端健夫







自己紹介:

滋賀の里山で木を削り、家具や器を作っています川端健夫です。
子どもが生まれた時に助産師さんにすすめられてベビースプーンを作ったのをきっかけに、それまでの家具に加えて、暮らしまわりの器やカトラリーを作り始めました。使ってくれる人がちょっとだけ幸せな気持ちになってくれたらと願いながら、日々木を削っています。

この「家×クラフト」の活動は私の義母が古民家を改装する時に、プランニングを私に依頼したところからはじまりました。間取りを考え、素材を選び、大工さんに依頼する。そ して、仕上げになったときに、今展の出展者でもあるハタノワタルさんに壁紙や襖をお願いしました。彼は空間の仕上がりを自分なりに想像し、初め私がお願い したよりも、微妙に明度を落とした色を提案してきました。そしてそれがとても良かった。そのときに、このクラフト作家の持つ感覚を取り入れることで、家と いう居場所がもっと親しみの持てる心地よい空間になるのではないかと思ったのでした。これが、この活動を始めるきっかけになったのです。
その後、この家は洗面台や作り付けの食器棚などを自分で作ったり、大谷哲也さんの照明やハタノさんの和紙に関美穂子さんデザインの柄をいれた襖をゲストルームに使ったりして、家主にとってもとても愛着の持てる家になりました。

日々接する素材への感覚、そして暮らし道具をつくるからこその暮らしへの思い。倉敷でそんなクラフトの作り手が持つ感覚を家に取り入れるきっかけを感じてもらえたら嬉しいです。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
 
 
 
 
 
 
 

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